上質な素材と伝統の技術によって
いろはや製餡所の「あん」は生まれます。
余計なものを加えていない、シンプルなつくり。
全ての工程において
丁寧に、心を込めて。
北海道産の小豆を洗って、煮て、晒して、絞る。
出来上がった「生あん」は扱いがとてもデリケートなので
低温冷蔵庫で管理しています。
同じように作っても、その日の温度と湿度によって
仕上がりが変わってしまう繊細な「あん」。
温度湿度を見極めて火加減などを調整します。
あんの状態を確認しながら練り上げていきます。
かつて行商人の宿場町として栄えた柏崎には今でも老舗の御菓子屋さんが多数あります。
柏崎は、十日町や小千谷などの縮布の産地と近く、北前船や北国街道の通過点でもありました。
きっと柏崎の御菓子は手土産として各地で喜ばれたことでしょう。
いろはや製餡所は、製餡所として商売を始めたのは大正8年ごろからだったようですが、
その前は西本町でお豆腐屋さんを営んでいました。
お豆腐づくりも、生あんづくりも、豆を煮て、晒して、絞ります。
お豆腐を作りながら、和菓子屋さんに卸す生あんづくりも行っていました。
ある日、白あんの生あんとお豆腐のおからを間違えて納品してしまったことをきっかけに、あんこ一本に舵を切りました。
大正に入り、東本町の現住所に工場を移し、
本格的に製餡所として「いろはや製餡所」がはじまりました。
食の安全に配慮し、品質向上に務める。
時代に合う「あん」の食べ方、親しみ方を提案する。
あんこの製造、販売(店頭販売、菓子店卸、ベーカリー卸、量販店卸)
喫茶店経営